SEVENTH HEAVENS
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フィルター 2009/2/22
100年に一度の大不況…テレビのニュースを見る度に「国による経済対策」なんて言葉が飛び交っている、日本だけかと思いきや大国と呼ばれる国まで同じらしい。おいおいちょっとまってくれ、大不況といえども同じ人間が発端となって起こったことなんじゃないの?それなのになんで国の救済を待たなくてはならないんだろう?それが人類に課せられた課題であるなら、助けを待つのではなくて自らの力で切り開いてゆくべきなのではないだろうか?たとえ国の救済で乗り越えたとしても、後に同じ事を繰り返すのは明白ではないだろうか?

極論で言わせてもらう、この事態は一種のフィルターなんだと思う、水槽で不純物を取り除き、濾過をするフィルター。この状況で生き延びた者だけが今後の地球で生きてゆくことができる、この世界で必要とされている技術や道具だけが残ってゆく、そのフィルターを国の力ですり抜けようとするなんてあまりにも軟弱、それは不要な存在。

この国は十分満たされている、純粋に「生きる」という行為に必要な物、それ以上の物が溢れかえっている、エコロジーなどと叫んでおきながら、この部分を死守しようとしている空気に違和感を感じる。俺の仕事であるアクアリウムも間違いなく大不況フィルターに取り込まれて消えてゆくだろう、それが地球の流れであるなら仕方がないと思うし、生き残ったとしたら俺の仕事が本物だったという証拠。

アクアリウムの世界にもう一つフィルターが現れた、ADA製品が特約店での対面販売でしか手に入らなくなった。メーカーの犬であるセブンスがこの事態にとやかく書くことはできないけど、俺の心中ではここでは書ききれないような感情が入り乱れている、これを書いた後数日もすればメーカーのサイト上に全国の特約店の詳しい情報が掲載されると思う、この事態のメーカー側の考えは多々あると思うけど、俺には「さぁ、メーカーが特約店保護のために通販禁止にしましたよ、これで売り上げも上がりますよ~」と言っているようにしか思えない…舐めるな。セブンスを舐めるな!そんなお膳立てをされなくても、俺は自分の考えを貫いて自分のやるべき事を進むだけ。売り上げがゼロになって倒産したとしてもそれは俺の考えが間違っていただけ、それだけのこと、でもそれを曲げてでも俺はこの仕事を続けたくはない。だから俺は正直言ってそのリストに名前を出したくない、はっきりいって恥ずかしい。

こんな事を書いて特約店から外されたらセブンスから製品が消えてしまうことになる、自分の考えを貫いて取り扱い用品をADAだけにしたのだから、それも全て自分の責任、怖くて怯えている自分もいるけど、ショップはメーカーの為ではなく、ユーザーのためにあるのだからやれるだけの事はやってみよう、商品を送ることができないなら俺が直接持ってゆけばいい、セブンスの前の道はあなたの家の前までつながっているんだから。そう、世界の果てまで。

※池田 伸 著「路上へ。」より一部引用させていただきました。